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エクイニクスとオプテージが提携、顧客企業のDXを積極的に支援

 エクイニクスは17日、関西電力グループの株式会社オプテージと、包括的な戦略的パートナーシップの締結に関して合意したと発表した。

 エクイニクスは2013年12月に、西日本地区初となる「International Business Exchange(IBX)データセンターOS1」を大阪に開設して以来、国内およびグローバル企業に対し、ビジネス基盤となるデジタルインフラを提供してきた。

 また昨年来、関西地区を戦略的重要拠点と位置づけて継続的に投資をしており、今秋には新たなIBXデータセンターとして「OS3」の開設が予定されている。関西圏の企業は、OS3を活用することにより、ハイブリッド/マルチクラウド接続を容易に実現するとともに、デジタル変革を、よりいっそう加速可能になるとのこと。

 さらに、万が一の大規模障害発生時でも、エクイニクスの東京キャンパスをバックアップとして活用することで、地理的な冗長性を確保できるとした。

 一方のオプテージでは、エクイニクス同様、都市型データセンターを6拠点運営するとともに、ハウジング、マネジメント、ホスティングといったサービスを展開している。また関西一帯において、約32万kmにおよぶ光ファイバーネットワークを敷設しており、ラストワンマイルにおいても付加価値の高いネットワークサービスを提供できるという。

 今回の戦略的パートナーシップにより、両社の顧客企業は、エクイニクスの東京11拠点を含むグローバルカバレッジ、およびデータセンタービジネスにおける実績と、オプテージの関西圏を基盤とした高品質かつ幅広い情報通信サービスとソリューションを柔軟に活用し、自社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速可能になるとのこと。

 また両社は、関西地区の地場企業のみならず、外資系を含めた幅広い業界・業種の企業に対し、大阪の複数のデータセンターで構成する大阪キャンパスにおいて、直接かつ低遅延で信頼性の高い接続サービスなど、デジタルシフト、クラウドファースト、あるいはDX推進に関連する課題解決のためのソリューションを提供していく考えだ。