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ISID、AIモデル開発・運用自動化ソリューション「OpTApf」に時系列データの前処理加工を行う機能を追加

 株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は8日、AIモデル開発・運用自動化ソリューション「OpTApf(オプタピーエフ)」に、時系列データの前処理加工を行う新機能「タイムスフィーチャ機能」を搭載し、提供を開始した。

 OpTApfは、Microsoft Azureのサービスの一つである「Azure Machine Learning」を用いて、数百種類のロジックから最適なAIモデルを構築するソリューション。分析したいデータを投入して簡単な設定を行うだけで、高精度なAIモデルを構築できる。

タイムスフィーチャ機能の概要

 新たに提供するタイムスフィーチャ機能は、時系列データの前処理加工を簡単なオペレーションで行える。時系列データを投入する際、目的変数と分析粒度であるウィンドウのサイズを指定するだけで、データ活用に必要となる前処理加工からAIモデルの構築までをOpTApfが自動で処理する。

 また、構築したAIモデルのうち最適と判断されたものは、OpTApfが自動でAPI化するため、他システムからもすぐに業務利用できる。

 ISIDでは、今後もOpTApfをはじめとしたAI製品のさらなる機能拡充を図り、顧客企業や社会の課題解決に貢献していくとしている。