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AI insideが顔認証APIを提供、本人確認業務の効率化を支援

 AI inside株式会社は1日、本人確認業務に活用できる顔認証APIを提供開始すると発表した。

 今回提供する顔認証APIは、AI insideが開発・提供するAI-OCR「DX Suite」と連携することにより、本人確認書類の文字読み取りと顔認証を組み合わせて行えるようにするもの。これにより、本人確認業務の効率化を図れるという。

 具体的には、顔認証で読み取った情報を、1)あらかじめリスト登録した情報と照合、2)2枚の写真の顔画像を照合、3)1枚の写真に含まれる2つの顔画像を照合、といったパターンで照合し、同一人物であるかの本人確認業務に活用できる(提供開始当初は1)のみ利用可能)。また、Web APIとして提供されるため柔軟性を持ち、RPAや業務システムとの連携も可能とした。

 AI insideでは、想定される活用シーンとして、オフィスの入退室確認、施設利用の会員確認、システムのログイン認証、銀行口座申し込みなどの本人確認業務や、eKYCアプリケーションへの取り込みなどを挙げている。

 なおDX Suiteを契約している企業は、顔認証の利用量に応じて1000円から顔認証APIを利用できるとのことだ。

想定される利用シーンのひとつ