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Microsoftが1月の月例パッチ公開、83件の脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は13日、1月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge(EdgeHTMLベース)、Office関連のソフトウェア、SharePoint関連のソフトウェア、.NET関連のソフトウェア、Microsoft SQL Server関連のソフトウェア、Visual Studio関連のソフトウェア、Microsoft Malware Protection Engine。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10/8.1、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012)、Microsoft Edge、Microsoft Malware Protection Engine。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで83件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが10件。修正する脆弱性のうち、Windowsに影響のある「Microsoft Defenderのリモートでコードが実行される脆弱性(CVE-2021-1647)」については、すでに悪用が確認されているという。

 また、今月から、Adobe Flash Playerが既定で無効化された。Flash Playerは2020年12月にサポートを終了しており、AdobeではFlash Playerをアンインストールすることを強く推奨している。