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NTTデータ、「グローバル会計ソリューション」でAPAC向けテンプレートを提供

 株式会社NTTデータは6日、グローバルにおいてグループ共通会計システム構築を実現するための各種ノウハウ・サービスを体系化した「グローバル会計ソリューション」を強化すると発表した。アジア太平洋地域(APAC)に拠点を持つ日系企業向けにAPAC地域対応のテンプレートを追加し、4月1日より提供開始する予定。

 グローバル会計ソリューションは、ERPパッケージ「Biz∫(ビズインテグラル)会計」をベースに、日系企業のグローバルレベルでの会計業務標準化およびガバナンス強化を、構想策定から運用保守まで支援するもの。

 今回提供開始するAPAC地域向けテンプレートでは、ASEANを中心としたAPAC地域の6カ国(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)の法制度や商習慣に対応するほか、Biz∫標準対応の日英以外の言語についてもサポートを提供するため、各国での帳票作成が可能になるという。

 また、APAC地域の法制度や商習慣を反映したユーザー向け研修の実施、マスターデータの作成支援などにより、スムーズな業務標準化・システム構築の実現を支援するとした。

 NTTデータでは、APAC拠点を持つ日系企業向けにソリューションを展開し、2025年度末までに、グローバルで累計200社への導入を目指すとしている。

「グローバル会計ソリューション」のシステム全体像