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NTTコム オンライン、ビジュアルアナリティクスツール新版「TIBCO Spotfire 11」を提供開始

 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(以下、NTTコム オンライン)は3日、国内総代理店として取り扱う米TIBCO Softwareの「TIBCO Connected Intelligence」シリーズにおいて、ビジュアルアナリティクスツール新版「TIBCO Spotfire 11」に関する、日本語での公式サポート提供を開始すると発表した。

 TIBCO Spotfireは、データサイエンティストによる高度解析を支援すると同時に、そのデータ分析資産をビジネス現場のアナリストに共有することで、組織全体でのデータ活用を実現するビジュアルアナリティクスツール。製造業での歩留まり率向上や品質向上、エネルギー業界での予測シミュレーション、小売・流通における売上向上などで活用されているという。

 最新のTIBCO Spotfire 11では、より多くの業務でのSpotfire活用を支援する機能拡大が行われた。これまでもSpotfireでは、独自のグラフや表の組み込みを行えたが、技術者による高度なプログラミングが必要だったという。しかし新機能の「Visualization Mods」により、新たに提供されるAPI等を用いて、より容易に、独自のグラフや表の組み込みが可能になった。こうして追加された表やグラフについても、標準搭載されているものと同様の動作・共有が可能なため、業界や業務特有のニーズに対応しやすくなったとしている。

 また、Amazon Redshift Ready certification認定を取得し、Redshiftコネクタを再構築した。Amazon Redshiftのデータを容易に活用するとともに、より多くのことを実行できる可能になったとのことで、例えば、以前はAmazon S3上のファイルにアクセスする際は、カスタムSQLの記述が必要だったのに対し、新版では、Redshift Spectrumのテーブルが接続ダイアログにリストされるようになり、数クリックの操作のみでアクセス可能になった。

 このほか、最新データソースのサポート、使い勝手の改善など、多数の機能強化が行われているとのことだ。