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OBCの「勘定奉行クラウド」、経営支援型会計クラウド「bixid」と連携 迅速かつ正確な経営の見える化を実現

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は25日、クラウド型会計システム「勘定奉行クラウド」と、株式会社YKプランニングの経営支援型会計クラウドサービス「bixid(ビサイド)」と連携させ、中堅・中小企業向けに展開開始したと発表した。

 bixidは、YKプランニングが提供する経営支援型会計クラウドサービス。さまざまな会計ソフトウェアのデータに対応し、会計データの自動チェック機能から月次の経営状況の把握・現状分析や経営計画の作成などまで、多様なコンテンツを提供している。

 今回の連携モデルでは、仕訳の起票からチェック、分析の一連のプロセスを自動化することで、迅速かつ正確な経営の見える化を実現するという。具体的には、勘定奉行クラウドによって、銀行データやExcelファイルなどのデジタルデータから自動起票された仕訳データを、bixidがAIを活用して自動チェックし、その場ですぐに伝票修正できる仕組みを提供することにより、月次決算の早期化を支援するとしている。

 また、経営状況を視覚的に把握できるモニタリング機能や、過去のデータから将来の資金や財務状況を自動的にシミュレーションできる機能などにより、高度なスキルがなくとも、経営予測までをデジタル化可能な環境を提供するとした。

 この機能では、財務状況を図式化したボックス図や、グラフと表を使った多彩なビジュアルレポートによって、一目で経営状況を把握可能。また、4つの質問に答えるだけで経営状況のシミュレーションを簡単に行えるため、未来の予測を立て、経営状況に対する適切な対策を行えるようになるとのことだ。

経営状況の可視化を実現
経営状況のシミュレーション機能