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日本オラクルがトップ交代、元副社長の三澤智光氏が執行役社長として古巣に復帰

執行役社長に就任する予定の三澤智光氏

 日本オラクル株式会社は19日、三澤智光氏が、執行役社長に就任する人事を発表した。三澤氏は以前、同社にて副社長 執行役員などを務めており、今回、古巣に復帰した形となる。社長就任は12月1日付け。なお、執行役 最高経営責任者(CEO)のケネス・ヨハンセン氏は11月30日付けで退任する。

 新社長となる三澤智光氏は、岡山県総社市出身の56歳。富士通を経て1995年に日本オラクルへ入社し、2000年8月に執行役員 パートナー営業本部長 兼 ソリューション統括部長に就任。常務執行役員、専務執行役員、副社長 執行役員などを歴任した後、2015年12月には執行役 副社長 クラウド・テクノロジー事業統括に就任した。

 しかしその後、2016年3月に日本オラクルを退社。同年7月からは、クラウド事業などで競合する日本IBMにて、取締役 専務執行役員 IBMクラウド事業本部長、取締役 専務執行役員 事業開発&テクニカル・エキスパート本部担当などを務めていた。

 なお三澤氏は、日本オラクル社長就任に先立ち、2020年10月から、米Oracle本社のシニア・バイス・プレジデントに就任している。

2013年のイベントにて、記者の質問に答える三澤智光氏