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SCSKサービスウェア、チャットボット導入・運用パッケージ「エージェントFAQ Lite Powered by Desse」を提供
2020年11月18日 11:49
SCSKサービスウェア株式会社は18日、コンタクトセンターなどでの顧客対応業務向けに、チャットボットを迅速に導入し、継続的なメンテナンスで回答精度を高めるチャットボット導入・運用パッケージ「エージェントFAQ Lite Powered by Desse」の提供を開始した。
「エージェントFAQ Lite Powered by Desse」は、SCSKのAIチャットボット「Desse(デッセ)」を活用したサービス。
導入にあたって必要となる知識データベースの初期構築では、チャットボットの受け答えに向いているQA(質問と回答の組み合わせデータ)を限定することで、チャットボットの迅速な導入を実現する。さらに、運用開始後のメンテナンスを通じてQAを追加し、継続的に回答精度を高める。この一連のプロセスを、コンタクトセンター運営で培った経験とノウハウをもとに、SCSKサービスウェアがサポートする。
また、顧客対応のオペレーターが、想定シナリオをもとに顧客の置かれた状況を一つひとつ確認するのと同様の機能となる、スロットフィリング機能を搭載。回答に必要な情報(スロット)を顧客と対話しながら聞き返し、条件を満たすと(フィリング)回答することで、顧客が早く回答にたどり着けるようにする。
システムは、複数の企業やサービスがひとつのサーバー・チャットボットエンジンをシェアする形となり、環境構築にかかる期間とコストを抑える。ただし、知識データベースは独立し、お互いを干渉することはない。
SCSKサービスウェアは、今後3年間で「エージェントFAQ Lite Powered by Desse」を30社へ提供することを目指す。