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SCSK、多言語AIチャットボットチャットボットと有人チャットソリューションでオンライン接客を支援

 SCSK株式会社は3日、フォー・フュージョン株式会社と共同で、多言語AIチャットボット「Desse(デッセ)」とチャットソリューション「Zendesk Chat(旧称:Zopim)」を組み合わせた、多言語対応チャットボット連携サービスを開発したと発表した。4月4日から提供開始する。

 Zendesk Chatは、Zendeskが提供するチャットサービスで、全世界2万社以上、日本国内でも2700社での利用実績を持つ。一方のDesseはSCSK自社開発のAI型チャットボットで、日本語、英語、中国語(繁体/簡体)、韓国語、タイ語に対応しており、検証により多言語にも対応できる。また、Excelでナレッジの作成やメンテナンスができるため技術者を必要とせず、既存のQAデータの活用、頻繁なQA追加・修正が容易に行える点が特徴という。

 今回、両社が提供するソリューションでは、Zendesk ChatとのDesseを組み合わせ、コールセンターなどにおいて、無人と有人の組み合わせにより、顧客からの質問に24時間365日対応できるようにするとした。

 価格(税別)は、日本語環境の場合、導入費用が600万円から、月額利用料が75万円から。多言語利用の場合は、別途費用が必要となる。SCSKでは、2018年度に10社への導入を見込んでいる。

 なお、この連携サービスはすでに、SCSKサービスウェアとの共同プロジェクトによりPeach Aviationへ先行導入されており、これらのノウハウを踏まえ、サービス化に至ったとのこと。

Peachでの利用イメージ。日本語(右)と英語(左)