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レノボ、Googleと共同開発したビデオ会議用キット「Google Meet Series One Room Kits from Lenovo」を発売

 レノボ・ジャパン合同会社(以下、レノボ)は17日、Googleと共同開発したコラボレーション端末「Google Meet Series One Room Kits from Lenovo」を発表した。

 Google Meet Series One Room Kits from Lenovoは、ビデオ会議ソリューション「Google Meet」の専用キットとなり、ミートコンピューターシステム、リモートコントローラ、タッチコントローラ、スマートカメラ、スマートカメラXL、スマートオーディオバー、アドオンオーディオバー、マイクポッドの組み合わせにより構成される。

 小・中・大会議室向けの3種類のキットを用意。カラーはチョークとチャコールの2色展開で、会議室のサイズやデザインによって選択できる。

Google Meet Series One Room Kits from Lenovo

 スピーカー部分のスマートオーディオバーには、Googleのエッジデバイス向け専用チップ「Google Edge TPU」を内蔵するとともに、マルチチャネルのノイズキャンセルおよび音声増幅テクノロジーの「TrueVoice」を実装。会議室内の雑音を除去し、人の声だけを増幅してクリアな会話を実現する。

 カメラには、レギュラーサイズまたは XLサイズのTrue 4K対応スマートカメラが付属しており、AI機能により参加者をしっかりフレームに収めるため、自動的にパン・チルト・ズームを行う。また、Power Over Ethernet(PoE)により、イーサネットケーブルを経由してデータ通信と同時に電力を供給。ACアタプター1つで、各コンポーネントが利用できる。

 さらに、コンポーネントごとに色分けされたケーブル管理設計により、セットアップも容易に行える。Google Workspace(旧称:G Suite)と密接に統合されており、コントローラをタップするだけで会議に参加できる。

 Google Meet Series One Room Kits from Lenovoの価格(税別)は、ミートコンピューターシステム、リモートコントローラ、スマートカメラ、スマートオーディオバーが含まれる小会議室用キットが35万8000円。ミートコンピューターシステム、タッチコントローラ、スマートカメラ、スマートオーディオバー、マイクポッドが含まれる中会議用キットが43万8000円。ミートコンピューターシステム、タッチコントローラ、スマートカメラXL、スマートオーディオバー、アドオンオーディオバー、マイクポッド×2が含まれる大会議用キットが59万8000円。

 利用に関しては、別途Google Meetハードウェアの管理ライセンスと同時購入が必要。ライセンスは、日本での販売代理店シネックスジャパン株式会社を経由しての販売となる。