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NTT-ATとタニウム、「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」を提供
2020年11月12日 14:43
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)と米Tanium(以下、タニウム)は12日、2020年10月にエンドポイントセキュリティ分野における新たなパートナー契約を締結したと発表した。
これにより、NTT-ATはタニウムの日本法人であるタニウム合同会社と連携し、IT機器・IoT機器のリアルタイムでの見える化と、予防によるセキュリティリスク低減やインシデント対応を支援する「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」を11月16日から提供する。
IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービスは、NTT-ATが従来IT機器向けに提供してきた見守りサービス(SOC)に、タニウムが提供するエンドポイントの統合的な管理プラットフォームを利用した「IT機器の見える化」と、NTT研究所が開発したAI技術を搭載したIoTセキュリティゲートウェイを利用した「IoT機器の見守り」を組み合わせたサービス。
顧客の情報資産である数千台以上の大量のIT機器・IoT機器の状況を見える化することで、普段からセキュリティ上の問題がないかを確認するとともに、IT機器・IoT機器がマルウェアなどに感染した際には、異常な通信を早期に発見することにより、セキュリティレベルの高いIT・IoT環境の実現に向けて顧客をサポートする。
NTT-ATの「ICT-24セキュリティオペレーションセンター(ICT-24SOC)」が、常時監視するタニウムの管理プラットフォームとIoTセキュリティゲートウェイにより、顧客のIT機器・IoT機器を24時間365日見守る。また、各種セキュリティ監視業務で培った技術を持つエンジニア集団が、豊富なノウハウを活かして顧客のシステムを守る。インシデント発生時には、検出されたセキュリティアラートの分析に基づき、最善の対策をアドバイスする。
必要なタイミングで、数千台規模の大規模環境のIT機器・IoT機器の調査を短時間で実行でき、未許可のIoT機器を自動的に検知することで、内部犯行などのリスクを低減する。また、サイバー攻撃に対する予防としてIT機器・IoT機器のパッチやセキュリティ設定で問題がないかを確認する。予防することで、セキュリティ攻撃によるインシデント対応に掛かる被害額の低減が図れる。IT機器に加え、BACnetプロトコルなどIoT用のプロトコルを使用した重要機器への攻撃も検知し、NTT-ATの専門家が検知内容に応じて必要な対策案を提示する。
サービスの参考価格は、IT機器とIoTセキュリティゲートウェイを合わせて5000台導入した場合で、1台あたり年額1万4000円(税別)。