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Red Hat、コンテナ向けストレージの新版「OpenShift Container Storage 4.5」

 米Red Hatは現地時間9月22日、クラウドネイティブなアプリケーション向けに、Kubernetesベースのデータサービスを提供する「Red Hat OpenShift Container Storage 4.5」を発表した。

 Red Hat OpenShift Container Storageは、Red Hat OpenShiftのデータおよびストレージサービスプラットフォームとして設計された、コンテナ用ソフトウェアデファインドストレージ(SDS)。KubernetesプラットフォームのRed Hat OpenShift Container Platformと緊密に統合され、よりシームレスなアプリケーション用データサービスアーキテクチャの実現に役立つように設計されている。

 Red Hat OpenShift Container Storage 4.5では、性能を向上させる共有リードライトメニー(read-write-many)ブロックアクセスや、コンテナと仮想マシンの両方に対応する単一の統合化されたストレージソリューションを含む、高可用性の永続ストレージを提供する。

 また、Red Hat Ceph Storageによる新しい外部モードデプロイメントオプションを提供し、100億オブジェクト以上に強化されたスケーラビリティを実現。オブジェクト、ファイル、およびブロックストレージに対する統合化されたサポートを備え、コンテナベースのアプリケーションで一般的に使用されるデータタイプをサポートする。

 統合化されたAmazon S3バケット通知をサポートし、ユーザーが自動化されたデータパイプラインを作成してデータの取り込み、カタログ化、ルーティング、および処理をリアルタイムで行うことを可能にする。通知駆動型アーキテクチャを作成できることと、Red Hat AMQ StreamsとOpenShift Serverlessに対する統合化されたアクセスにより、自動化されたデータパイプラインの高い効率を実現する。

 動作データに関する統合化されたアジリティとコラボレーションも提供。コンピュートをストレージからどの程度デカップリングするかについて、より詳細な制御を提供し、遅延に敏感なデータベースから、スループット指向のスケーラブルなデータウェアハウスやデータレイクまで、広範囲のワークロードのサポートに貢献する。