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Red Hat、OpenShift Container Platform用の統合ハイブリッドクラウドストレージを発表

 米Red Hatは1月15日、Red Hat OpenShift Container Platform用の統合ハイブリッドクラウドストレージ「Red Hat OpenShift Container Storage 4」の提供開始を発表した。

 Red Hat OpenShift Container Storageは、コンテナ環境専用に設計されたSDS(Software Defined Storage)で、Red Hat OpenShift Container Platformと密接に統合されており、コンテナ環境に対してデータを永続的に保存するストレージを提供する。

 Red Hatが2018年に買収したNooBaaの技術により強化されたRed Hat OpenShift Container Storage 4は、アプリケーションとストレージ用の統一されたKubernetesベースのコントロールパネルで動作しながら、より高度な抽象化と柔軟性を提供し、複数のパブリッククラウドにわたるデータサービスに選択の自由を提供する。

 一貫性のあるAmazon S3インターフェイスにより、Red Hat OpenShift Container Platform上のハイブリッドクラウドにわたる大量のデータを扱うアプリケーションの可搬性をサポートするために必要な組み込みのオブジェクトストレージとスケーラビリティを提供するとしている。

 また、Red Hatでは、エンタープライズKubernetesプラットフォームの最新バージョンとなる「Red Hat OpenShift Container Platform 4.3」も1月15日に提供を開始した。

 Red Hat OpenShift Container Platform 4.3では、FIPS準拠の暗号化(FIPS 140-2 Level 1)や、保存中の機密データに対する追加の保護を提供するetcdデータストアの暗号化を含む、新しいセキュリティ機能を搭載した。さらに、プライベートクラスタとプライベートネットワークをサポートする追加機能により、プラットフォームおよびアプリケーションのアクセス制限に対するより広範な制御をクラウドベースのクラスタに提供するとしている。