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ネットアップとネットワールド、自治体のインターネット分離環境向けにVDIの特別パッケージを提供

 ネットアップ合同会社と株式会社ネットワールドは13日、自治体のインターネット分離環境におけるデータ活用、およびテレワーク基盤を安価に構築するためのソリューションパッケージ「NetApp HCI VDI基盤パッケージ」を展開すると発表した。ネットワールドから提供される。

 「NetApp HCI VDI基盤パッケージ」は、ネットアップのハイパーコンバージドインフラ「NetApp HCI」をベースに、インターネット分離環境におけるデータ管理を支援するVDIパッケージ。データ活用の検討やテレワーク環境の構築などの際に、さまざまなシステムやクラウド環境にあるデータの一元化、一括管理を実現するという。

 ソリューションは最小2ノード構成から導入でき、シンプルかつリーズナブルな価格でスケールアウトが可能。災害やパンデミック対策など、各自治体の今後を見据えたインフラ構築の計画にも柔軟に対応できるとのこと。

 加えて、「NetApp Cloud Volumes ONTAP」などのクラウドデータサービスや、監視/最適化/保護ソリューション「Cloud Insights」などとの連携に対応。今後の既存システムからクラウド環境への移行や実装も、簡単かつセキュアな環境で実現できるとした。

 両社では、このソリューションを利用することにより、自治体におけるIT全体最適基盤としての運用性や利便性が向上し、各自治体のインターネット分離環境でのデータ活用やテレワーク環境構築に迅速に対応できるようになるため、自治体全体におけるIT環境の向上を加速するとアピールしている。

 なおソリューションでは、ネットワールドによる導入サービス、5年間のオンサイト保守(24時間365日)をパッケージにして、2021年4月30日発注分までの特別価格として提供する。最小構成時の参考価格は、VDI 50ユーザー相当で1050万円から。