三井情報、エンタープライズAIプラットフォームのDataRobotと販売代理店契約を締結

　三井情報株式会社は9日、米DataRobotと販売代理店契約を締結したと発表した。三井情報では、同社が持つデータ分析における知見と、エンタープライズAIプラットフォーム「DataRobot」を組み合わせ、あらゆる業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し、新たなビジネス価値の創出を支援するとしている。

　DataRobotは、データサイエンスやプログラミングの知見がなくとも、データを投入して画面上のクリック操作のみで簡単に機械学習モデルを作成できるエンタープライズAIプラットフォーム。現場で働くユーザー自身が機械学習モデルを作成し、現場知見を踏まえた分析や予測を行える。

　三井情報では、製造業、スポーツ産業、流通業などのさまざまな業界におけるDXプロジェクトを支援しており、その中で培ったデータ分析の知見を生かして、企業がこれまでに蓄積した膨大なデータの整理の支援やコンサルティングを提供し、より精度の高い分析と機械学習プラットフォームの導入をサポートすると説明。「AIの民主化」が求められる現代において、三井情報がこれまでに培ってきたデータサイエンスのナレッジとDataRobotを組み合わせ、企業のDXを積極的に加速させるとともに、新たな価値創出を支援していくとしている。