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IIJ、「IIJセキュアエンドポイントサービス」で中小企業向けパッケージ「IT資産管理/CE」を提供
2020年9月29日 06:00
株式会社インターネットイニシアティブ（以下、IIJ）は28日、ウイルス対策およびIT資産管理の機能をクラウド型で提供する「IIJセキュアエンドポイントサービス」において、管理端末が500台以下の中小企業向けに最適化した廉価版パッケージ「IT資産管理/CE（コンパクトエディション）」の提供を開始した。
IT資産管理/CEは、企業の内部統制強化に必要なIT資産管理機能を、低コストで手軽に導入できるようにしたパッケージ。MOTEXのIT資産管理製品「LanScope Cat」の各種機能から、IT資産管理および内部統制強化対策として多くの企業に採用されている機能をパッケージ化して提供する。
インストールしたエージェントが端末の情報を自動で収集することで、社内ネットワークに接続されたIT資産の把握や、どの端末で誰がいつどのような操作をしたのかなど、社員の業務状況を把握できる。また、ウェブアクセス管理機能（ウェブサイトの閲覧や書き込み、ファイルのアップロード／ダウンロードの制御）や、デバイス制御機能（USBなど各種デバイス接続の制御）により、内部統制を強化できる。
さらに、IIJセキュアエンドポイントサービスで提供している「アンチウイルス：Cylance」と連携することで、マルウェア対策も強化できる。侵入したマルウェアの証跡追跡により、迅速な原因調査を行うことができ、境界防御だけでは防ぎきれない脅威への対策が可能となる。
また、顧客専用ネットワークをIIJバックボーン内に延伸する「IIJプライベートバックボーンサービス」を組み合わせて利用することで、顧客ネットワーク内に新たにVPN機器を設置することなく、セキュアな閉域網での接続にも対応する。
サービスでは基本機能として、IT資産管理機能（LanScope Catのパック1000相当）、アクセス管理、トンネル接続もしくはダイレクト接続機能、IIJ独自ポータル、CylancePROTECTとの連携機能を提供。オプション機能として、リモートコントロール、マルウェア検体解析、クライアントウェブフィルタリング、導入支援、教育支援を提供する。
サービスの参考価格は、契約アカウント数が50アカウントの場合で、月額4万1000円（税別）から。
