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NTTデータの金融機関向けパブリッククラウド活用支援ソリューション「A-gate」、Google Cloudへの対応が可能に

横浜銀行がデジタルマーケティング分野でGCPを導入

 株式会社NTTデータは18日、パブリッククラウド活用ソリューション「A-gate」のGoogle Cloud対応が完了したと発表した。同日より、株式会社横浜銀行へのGoogle Cloud Platform(GCP)の導入を開始する。

 A-gateは、金融機関が安心・安全にパブリッククラウドを活用するためのソリューション。NTTデータが、パブリッククラウドの導入に向けたコンサルティング、パブリッククラウドをセキュアに利用する仕組みの検討・構築などで培った知見を生かし、導入時の検討から導入後の運用までを一元的に支援するという。

 横浜銀行は2019年にA-gateを採用し、パブリッククラウドを活用する体制をすでに整えていたが、自行Webサイト訪問情報を活用したデジタルマーケティングの分野において、GCPの利用を検討していた。

 そうした中で今回、A-gateにおいてGCP対応が完了。NTTデータの体制面、システム面の両輪で支援する点などが評価され、GCP導入においてもA-gateの採用が決まったとのこと。

 横浜銀行ではすでに、特性に応じてパブリッククラウドを使い分けるマルチクラウド活用体制を構築してきたが、今回GCP導入をすることで、デジタルマーケティングの分野ではGCPを活用していくなど、パブリッククラウドを特性に応じて使い分ける全方位体制を確立し、クラウドファースト戦略をさらに加速させていくとのことだ。