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オプティムがテレワーク支援サービスを強化、チャットボットによる支援機能や業務の分類可視化機能を搭載

 株式会社オプティムは15日、テレワーク環境下でのコミュニケーションサポート、業務サポート、生産性向上サポートを実現するサービス「Optimal Biz Telework」をアップデートしたと発表した。

 Optimal Biz Teleworkは、テレワーク環境下においてコミュニケーションや業務、生産性向上を支援するテレワーク支援サービス。「いつ」「どこで」「だれが」「どのような業務をしているか」といった状況を可視化できるため、従業員の稼働状況を把握可能になるという。

 また、時間や場所、アプリの利用状況などのデータをAIが統合的に分析することで、従業員の生産性を可視化できるようにしており、従業員ごとの働き方の見直しや気付きを得られるとのこと。さらに、従業員の体調やメンタルの状況を、チャットボットを通じて収集する「コミュニケーションサポート」機能により、テレワーク実施の際に問題となる従業員のコンディションを把握できる。

 今回のアップデートでは、「コミュニケーションサポート」機能で利用するチャットボットを追加した。各従業員のPCやスマートフォンに常駐し、業務開始時の体調ヒアリングや業務開始時の打刻などを行ってくれるという。

 また、従業員とチャットボットとの会話内容に応じて、不調な従業員のアラートや、休暇を取得したい旨の連絡をダッシュボード上で可視化し、自動的にシステムからメール通知する機能を追加した。

 さらに、各従業員のPCに常駐するエージェントアプリが、PCで利用されているアプリ情報を収集し、AIがその情報をもとに、従業員が今、何の業務をしているかを判断して分類する機能も搭載されている。

管理者画面ダッシュボードイメージ

 オプティムでは、これらの機能により、テレワーク環境下で問題となる従業員の在宅鬱や働きすぎなど、体調・メンタルヘルス上の懸念や、マネジメントの負荷増大による生産性の低下といった問題を解決可能になるとアピールしている。

 Optimal Biz Teleworkの価格は、1ユーザーあたり500円(税別)。