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CTCS、内部統制を強化するクラウド型行動解析ソリューション「Internal Risk Intelligence」を販売

 CTCシステムマネジメント株式会社(以下、CTCS)は26日、社内情報の外部流出を防ぎ、内部統制を強化する株式会社エルテスのクラウド型行動解析ソリューション「Internal Risk Intelligence」の販売を開始した。

 Internal Risk Intelligenceは、PC操作の時間帯や頻度などに関する履歴データをAIが解析し、適切な行動を判断するクラウドサービス。例えば、事務処理が中心のPCで、定時後に外部サイトへの接続が増えた場合などは「不適切な操作」と検知することで、マルウェアや乗っ取りなどの発見につなげることができる。また、勤務状況などの他データと組み合わせて総合的に分析することで、超過残業の抑制を含め、適切な勤労管理も実現する。

 サービスでは、誤検知の防止や過検知の精査のため、AIによる機械的な判断に加えて専任アナリストによるデータ分析も行う。

 さらに、Internal Risk Intelligenceは、IT資産管理で多くの企業で使用されているSky株式会社の「SKYSEA Client View」と連携することで、アプリケーションやファイルサーバーへのアクセス、ウェブサイト閲覧、メール送信などPCの詳細な操作データが分析できるようになり、情報漏えいを抑制して内部統制の強化を図ることができる。

 CTCSでは、Internal Risk Intelligenceの取り扱いとともに、導入支援や保守、運用支援のサービスを提供する。また、CTCSでは2007年からSKYSEA Client Viewの取り扱いを開始しており、両サービスの連携や設定などのサポートも提供する。

 Internal Risk Intelligenceの価格は月額40万円(税別)から。CTCSでは、ガバナンスやコンプライアンスの強化を検討している企業を中心に販売し、2年間で3億円の受注を目指す。