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Juniper Networks、「Mist AI」対応のWi-Fi 6対応アクセスポイントを発表

 Juniper Networksは18日、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応で、ネットワーク運用を支援するAI技術「Mist AI」を活用した、新たな無線LANアクセスポイント4種類を発表した。

 新製品は、屋外アクセスポイントで仮想BLE(vBLE)アンテナアレイを備える「AP63」、屋内アクセスポイントで集積vBLEアンテナアレイを備え「AP33」、無指向性統合BLEアンテナを備える「AP32」、ウォールプレート型アクセスポイント「AP12」の4機種。

 Juniper Networksでは、これらの製品はAIを活用してネットワークの運用支援を行う「AIドリブンエンタープライズ」を拡張すると説明。既存製品の「AP43」を含めたMist Wi-Fi 6 APポートフォリオは、統合されたAIによる自動化とインサイトを提供する、初のクラウド管理型Wi-Fi 6 APとしてWi-Fi 6の運用を簡素化し、独自の「AI for AX」機能を提供するとしている。

 AI for AX機能には、周波数/帯域におけるインテリジェントなロードバランシング、直交周波数分割多重接続(OFDMA)のサブキャリア割り当てをモニタリングし適用するサービスレベル、高密度Wi-Fi環境向けの基本サービスセット(BSS)カラーリング割り当て、AI駆動アルゴリズムを使用したスティッキー問題の防止、高度な無線リソース管理(RRM)などが含まれる。

 また、Juniper Networksのアクセスポイントは、「Juniper Mist Wi-Fi Assurance」のクラウドサービスと同時に導入され、自動化された無線LAN設定、サービスレベル期待値(SLEs)、障害解決、異常検知、動的パケットキャプチャ(dPCAP)といったAIによる運用(AIOps)を実現。Mist全製品にはAIを活用したサポートが提供され、障害の解決を促進する予測的な通知や自動ワークフロー、フラットなテクニカルサポートが可能になるとしている。