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NTT-ATとネットレックス、資産管理業務効率化に向け協業 WinActorとConvi.BASEの連携で業務効率化を図る

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)と株式会社ネットレックスは4日、資産管理業務効率化に向け協業開始すると発表した。NTT-ATのRPAツール「WinActor」と、ネットレックスの物品管理クラウドサービス「Convi.BASE」を連携させ、資産管理業務の効率化と品質向上を目指すという。

 NTT-ATではWinActorを活用し、自社の基幹システムとサブシステムとのシステム間連携、また既存システムからのデータ移行を6カ月間で実施し、基幹システムのクラウド化を実現している。

 また、NTT-ATにおけるConvi.BASEの導入、およびWinActorを活用した基幹システムとの連携により、資産管理に伴う実稼働時間を削減したほか、読み取り端末をスマートデバイス対応にするなどの施策によって、資産管理業務の効率化を実現したとのこと。

 NTT-ATとネットレックスは、このような、NTT-ATが実践した“自らのDX(デジタルトランスフォーメーション)”によって得た知見を、WinActorとConvi.BASEのユーザーに提供すべく、今回、協業を開始した。

 NTT-ATは自社内での活用として、WinActorにより、基幹システム上の資産・備品データとConvi.BASEのデータ連携を自動化し、導入コストと期間を大幅に短縮するなどの実績を上げているとのこと。協業による成果の第1弾としては、こうしたNTT-ATの取り組みを生かして、WinActorユーザー向けにConvi.BASEのサンプルシナリオなどを開発しており、2020年度下半期中の公開を予定している。