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ネットギア、最大300WまでのPoE給電が可能なスマートスイッチを発売 アプリで管理できる「Insight」にも対応

 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は29日、スマートフォンアプリでネットワーク管理を行える「Insight」対応スマートスイッチのラインアップに、PoE+給電が可能な2製品「GS716TPP」「GS716TP」を追加し、同日より販売開始すると発表した。

 新製品はいずれも、中小規模のオフィスやリテール、病院など、多くのPoE受電デバイスを使用する場所に適したスマートスイッチ。ポートあたり最大30W、スイッチ全体では、GS716TPPが最大300W、GS716TPが最大180Wまでの給電能力を備えており、無線LANアクセスポイントやIP電話機、IPカメラといったPoE受電対応機器へEthernetケーブル経由で電力を供給できるという。

 インターフェイスは、PoE給電に対応した1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×16ポートに加えて、SFP×2スロットも搭載し、光ファイバーによるアップリンク接続などに利用できるとした。

 ネットワーク機能は、VLAN、ACL、QoS、IGMP Snoopingなど、スマートスイッチで提供される機能が利用可能。SNMPによる管理にも対応する。

 また、従来のWeb GUIでの設定や管理に加え、スマホアプリで簡単にネットワーク管理が可能なInsightに対応している点も特長。ITの専門知識がないユーザーでも、スマホやアプリで直感的に設定できるほか、通信状況の確認やファームウェアのアップデート、PoE受電デバイスへの給電ON/OFFなどの操作を行えるとのこと。

 価格(税別)は、GS716TPPが7万4500円、GS716TPが5万8000円。なお、Insightの利用にあたっては別途ライセンスが必要となるが、両製品は1年間無料ライセンスの対象モデルとなっているため、最初の1年間は無料で利用できる。