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ALSI、AWS・Azureを活用したテレワーク対応の構築支援サービスを提供

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は1日、クラウドサービスを利用したリモートアクセス環境の構築やファイルサーバーのクラウド移行など、中小規模企業を中心に急増するテレワークの課題に対応する「クラウド構築支援サービス」の提供を開始した。

 クラウド構築支援サービスは、テレワーク導入を検討している中小規模企業、中小規模企業の情報システム担当者を対象として、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのクラウドを活用したテレワーク対応の導入を支援する。サービスでは主に、1)リモートアクセス環境の構築、2)ファイルサーバーのクラウド移行、3)テレワーク時のセキュリティ対策、4)サーバーアプリ、インフラの24時間365日自動監視――の4点を提供する。

 リモートアクセス環境の構築では、AWSやAzure、その他クラウドを用いて、VPN環境やVDI環境を構築する。VPN接続やリモートデスクトップによるセキュアなテレワーク環境を、最短3営業日で利用可能にする。クラウドサービスの活用により、リモートワーク時の課題となるVPN接続時のアクセスの遅延などが解消され、業務効率を向上できる。

 ファイルサーバーのクラウド移行では、AWS、Azureを利用したファイルサーバーのクラウドへの移行を支援する。最短3営業日で利用が可能。従業員は普段通りの作業で各種ドキュメントが利用でき、情報システム担当者ともに導入時の手間が発生することなく、テレワークの体制を整備できる。

 テレワーク時のセキュリティ対策では、企業のセキュリティ対策に取り組んできたALSIのノウハウを生かし、ログの監視や次世代エンドポイントセキュリティ、ウェブフィルタリング、情報漏えい対策など、さまざま手法で脅威の侵入前、侵入後に備える。最短2週間で利用が可能。

 サーバー、アプリ、インフラの24時間365日自動監視では、クラウドサービスやネットワーク、セキュリティなどの各種システムに対して、24時間365日自動監視を提供する。情報システム担当者が在宅勤務の間も、何が起きているのかをリアルタイムに可視化し、これから起こりうるリスクを予測することで、各種システムの円滑な運用とセキュリティを確保する。最短1営業日で利用が可能。

 クラウド構築支援サービスの価格は、導入費用15万円(税別)から。クラウド利用に関わる費用は別途必要。また、2020年8月30日までにAWSを契約した企業には、AWSのサービス利用料を一律5%割引で提供する。