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日立キャピタルと日立ソリューションズ、B2B企業のサブスクリプションビジネスを支援するBPOサービスを開発へ

 日立キャピタル株式会社と株式会社日立ソリューションズは26日、B2B企業向けに提供するサブスクリプションビジネスの支援サービスに関して、ビジネスモデル策定で合意したと発表した。

 日立キャピタルでは、企業の与信・請求・回収業務を合理化するBPOサービス「HiPaymentサービス」や、リース/レンタルなどのファイナンスサービスをB2B企業向けに提供し、企業のキャッシュフローの改善、資産管理などを支援してきた。

 一方の日立ソリューションズは、月額基本料金や従量課金、日割り計算、各種割引、年縛り契約など、幅広い料金プランに対応可能な顧客管理・課金・請求ソリューション「BSSsymphony」を提供している。

 また両社は2020年4月から、この「HiPaymentサービス」と「BSSsymphony」を相互販売してきたが、今回は両サービスを組み合わせ、与信から契約、顧客管理、課金、請求、回収まで、サブスクリプションビジネスで必要となるバックオフィス業務をワンストップで支援するサービスを共同開発し、2020年10月からの提供開始を目指すとのこと。

 さらに協業サービスと並行し、「HiPaymentサービス」と「BSSsymphony」の機能追加も行っていく考えで、例えば「HiPaymentサービス」の契約をより効率的に行うためのWeb契約窓口の開設や、「BSSsymphony」におけるAPI機能の拡充などが予定されているという。

 このほか 両社は、B2B企業との協創で、リースやレンタルを含めた資産管理の強化、IoTやデータ利活用の強化など、ファイナンスサービスとITサービスの両面から新たな付加価値を提供し、サブスクリプションビジネスを支援するとアピールしている。