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SCSK、RADIUSサーバー「RADIUS GUARD S」のAzure対応版を販売

 SCSK株式会社は25日、RADIUS・CA・DHCPアプライアンスサーバー「RADIUS GUARD S」のMicrosoft Azure対応版を7月1日に販売開始すると発表した。

 RADIUS GUARD Sは、有線LAN・無線LAN・VPNと認証連携し、不正接続対策に必須なユーザー・デバイスごとのアクセス制御を実現する認証・DHCPアプライアンスサーバー。

 Web/IEEE 802.1X認証に対応し、外部LDAP/Active Directory連携やRADIUSプロキシ連携に対応。証明書発行機能(CA機能)をサポートし、スマートデバイスの証明書も発行可能。ユーザー自身による利用ID・端末・証明書申請、管理者による審査(許可/却下)、MACアドレス自動登録、ユーザーへのパスワード有効期限通知、未使用アカウントの自動削除、一括アカウント申請&発行などの機能を備える。

 SCSKではこれまで、RADIUS GUARD Sのハードウェア版、バーチャルアプライアンス版を販売し、2020年4月にはクラウドサービス向けの販売を開始していたが、新たにAzure版を販売する。Microsoft Azureでの利用が可能となり、SCSKが持つスキルやノウハウを組み合わせ、より顧客に最適なインフラ環境の提供ができるようになるとしている。

 RADIUS GUARD S Azure対応版の価格は59万円(税別、200ライセンス)から。SCSKでは、初年度20社以上への販売を目指す。