RPAテクノロジーズ、手書き帳票のデジタル化ソリューション「BizRobo! Paper-free」を提供

　RPAテクノロジーズ株式会社は18日、紙ベースの帳票処理をデジタル化する情報入力プラットフォーム「BizRobo! Paper-free」の提供を開始した。

　BizRobo! Paper-freeは、これまで紙ベースで運用していた帳票を電子ペーパーとしてタブレットに表示し、手書き入力情報を入力時に電子データ化する情報入力プラットフォーム。紙のデータ入力を無くし、データの取得時点で電子データ化することにより、紙処理における内容確認や修正、仕分け、入力などの人的作業をすべてRPAに代行してもらうことが可能になり、業務フロー全体のデジタル化を実現する。

　利用にあたっては、命名規則に基づいてフォームの設定を行うことで、顧客のPaper-free環境に帳票がアップロードされ、ブラウザーで帳票を開けば即座に利用が可能。帳票の作成、修正や追加もノンプログラミングで容易に実施できるため、現場による迅速かつ柔軟な運用を実現する。

　国際規格準拠のPDFをベースに採用し、真正性、保存性、見読性の帳票原本としての3要素や、堅牢かつシステムに依存しない文書フォーマットといった性質を有する。各種RPA製品でも利用が可能で、法的根拠をもつ電子サイン（直筆署名）にも対応する。

　BizRobo! Paper-freeの価格は、初期費用が10～20万円（契約形態により異なる）、年額費用が120万円から。利用者の帳票がサービスに適しているかを診断するフェーズを含む、無料トライアルも提供する。