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freeeが業務アプリ開発クラウド「kintone」を販売、フロント業務も含めたトータル提案を本格化

 freee株式会社(以下、freee社)は11日、サイボウズ株式会社の業務アプリ開発クラウド「kintone」の販売を開始したと発表した。自社のクラウド型会計ソフトウェア「freee」とkintoneの組み合わせにより、バックオフィス業務の効率化に加えて、フロント業務も含めた業務効率化を提案していくという。

 kintoneは、開発の知識がなくても自社業務に合わせたシステム(アプリ)を作成できるクラウドサービス。データ、プロセス(業務フロー・進捗)、チームのコミュニケーションを一体で管理できるため、顧客・案件管理や日報など、直接部門、間接部門双方の業務効率化を実現しているという。

 また、クラウド型会計ソフトウェアのfreeeとkintone双方を導入し、「freee for kintone」を設定することにより、システム間のデータ連携をシームレスに行えるので、バックオフィス業務の自動化・効率化と、各部門間のコミュニケーションコストの削減も可能とした。

 なお両サービスをfreee社から購入すると、契約が1社に集約されるため、freeeとkintoneの連携を専門とする開発パートナーをfreee社より紹介することも可能とのことだ。

 価格は、「kintone スタンダードコース」が1ライセンスあたり年額1万7640円。最低5ライセンスから購入できる(追加契約は1ライセンス単位)。