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インサイドセールス支援システム「SALES BASE」とコミュニケーションツール「DEJIREN」が連携

 SALES ROBOTICS株式会社とウイングアーク1st株式会社は27日、SALES ROBOTICSが提供するインサイドセールス支援システム「SALES BASE」と、ウイングアーク1stが提供するコミュニケーションツール「DEJIREN(デジレン)」を連携させたと発表した。

 SALES BASEは、SALES ROBOTICSが独自開発したクラウドシステムとインサイドセールス部隊を組み合わせた、インサイドセールスのフルアウトソースサービス。同社では、活動によって得られたデータを利用してサービスの品質向上を実現すべく、SALES ROBOTICSのコールセンター業務のデータを「SALES BASEナレッジデータベース」として蓄積しており、このデータをコンサルタントが分析し、戦術を立案、オペレーションへ落とし込むことで、スタッフ個人のスキルに依存しない安定的な運用を実現しているという。

 一方、ウイングアーク1stのDEJIRENは、業務を自動化できるコミュニケーションツールで、異なるシステムやサービスをつなぐことにより、データをビジネスに価値ある情報へ変化させるとともに、それを素早く人に伝え、人の動きと意思決定を加速させているとのこと。

 今回の両製品・サービスの連携では、コンサルタントの意思決定を補う“データコミュニケーション”の加速を目指す。具体的には、コールセンターシステムとSALES BASEナレッジデータベースをつなぎ、DEJIRENで抽出・通知することにより、複数のシステムにまたがる情報がリアルタイムに組み合わされてコンサルタントに通知される仕組みを構築する。

 これによってコンサルタントは、情報を迅速にキャッチ可能になり、インサイドセールスのコンサルティング業務における戦略設計やネクストアクションの決定を、最新のデータに基づいて実施できるようになるとしている。