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インサイトテクノロジーのDB監査ツール「PISO」、Amazon RDSの全DBエンジンをサポート可能に

 株式会社インサイトテクノロジーは、Amazon Web Services(AWS)のマネージドデータベースサービス「Amazon RDS(Relation Database Service)」の全データベースエンジンに対応したデータベース監査ツール「PISO」の新版を、3月31日より提供開始すると発表した。

 PISOは、システム性能を劣化させずにアクセスログを取得可能なデータベース監査ツール。コンプライアンスのニーズに合わせたリアルタイムでのアクセスモニタリングとアクセスログの記録・保全を行い、監査運用コスト削減、各種法規制への対応、データセキュリティの向上を実現するという。

 そのPISOは、情報保護に関する各種規制への順守を目的として利用されることも多いというが、2022年4月に施行される改正個人情報保護法では、個人情報の漏えい時に流出したデータの件数・種類などの報告義務が課されるほか、法人に対する罰則金が高額になっており、法律・規制に準拠したデータ管理は、コンプライアンスや経営リスクの観点からも重要度が増している。

 一方で、企業のクラウド利用が一般化している昨今では、監査対象のデータベースがクラウド上にあるケースも増加しているため、企業は、クラウドを含め多様化したデータ基盤に対して、不正アクセスの検知や操作履歴の取得・蓄積といった対策を講じる必要があるとのこと。

 そこでPISOでは、今回の新版でAmazon RDS for MySQL/Maria DBを新たにサポートし、Amazon RDSで利用可能な全データベースエンジンの監査に対応した。具体的には、以下の6つのエンジンをサポートしている。

・Amazon Aurora PostgreSQL
・Amazon Aurora MySQL
・Amazon RDS for SQL Server
・Amazon RDS for Oracle
・Amazon RDS for MySQL
・Amazon RDS for Maria DB