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NTTスマートコネクト、動画配信サービス「SmartSTREAM」で4K映像の配信オプションを提供

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は26日、動画配信サービス「SmartSTREAM」において、オプションメニュー「4K配信」を開始すると発表した。

 SmartSTREAMは、動画配信に必要となる機能をインターネット上から提供する、クラウド型の動画配信サービス。

 今回はそのオプションとして、フルハイビジョンの約4倍の画素数(およそ4000×2000px)による、4K映像の配信サービスを提供する。ビデオコーデックには、一般的に利用されているh.264/AVCの後継で、より圧縮性能に優れたh.265/HEVCを採用しており、4K映像などの高解像度の映像を効率よく配信できるという。

 同サービスで配信されるストリーミング映像を視聴するためには、特殊な設備や技術は必要なく、4K対応スマートテレビ、PCなどの端末と、NTTスマートコネクトが推奨するインターネット帯域があればよいとした。

 なおNTTスマートコネクトでは、これまでにも数多くの配信実績を持っており、そこで培ったノウハウを生かして、専門の担当者が顧客企業をサポートするとのこと。さらに大規模配信だけでなく、イベントなど比較的短期で利用する企業でもサービスを利用できるよう、エンコーダーのレンタルサービスや、アップロードネットワークの閉域接続サービスも用意している。

 「4K配信」が利用できるのは、「SmartSTREAM オンデマンド配信サービス ストリーミング配信プラン 従量タイプ」と「SmartSTREAM ライブ配信サービス オーダーメイドライブ配信プラン」で、後者では4Kエンコーダーのレンタルに対応している。

 「4K配信」オプションの価格(税別)は、前者が月額10万円。後者では1配信あたり10万円で、4kエンコーダーレンタルを利用する場合は1配信あたり35万円。いずれの場合も、SmartSTREAMサービスの基本料金が別途必要になる。