アライドテレシス、GIGAスクール構想を支援する文教市場向け「アカデミックN型番製品」を提供

　アライドテレシス株式会社は23日、GIGAスクール構想の実現に向け、文教市場を対象としたネットワーク製品の新ラインアップ「アカデミックN型番製品」を、4月1日より出荷開始すると発表した。同時に、「GIGAスクールキャンペーン」を4月1日から2021年3月31日（注文受付分）まで実施する。

　文部科学省では、子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向け、1人1台端末環境と、高速大容量の通信ネットワーク、パブリッククラウドなどを一体的に整備するGIGAスクール構想を、2019年12月に発表した。このうちネットワークについては、2020年度までに、すべての小・中・高校・特別支援学校などで、校内ネットワークの完備が求められているという。

　そこでアライドテレシスでは、ネットワーク製品本体に保守サービスを付帯した文教市場向けパッケージ「アカデミック製品」の中から最適な製品を厳選し、「アカデミックN型番製品」として新たに提供する。

　「アカデミックN型番製品」は、ルータやスイッチ、無線LANアクセスポイントなどが対象で、1G対応/10G対応など、ネットワーク構成規模や環境にあわせた導入が可能。また、GIGAスクール構想のなかで提示されたネットワーク機器の仕様条件に沿った製品をラインアップしているので、GIGAスクールに最適な校内ネットワークの整備を支援できるとしている。

　また、同時に開始する「GIGAスクールキャンペーン」では、「アカデミックN型番製品」（一部製品を除く）をキャンペーン価格で提供するとのこと。

　一例として、拠点ルータ「AT-AR4050S」にデリバリースタンダード5年保守を組み合わせた「アカデミックN型番製品」のパッケージは、17万4700円（税別）。キャンペーンでは、さらに割安な16万6000円（税別）で提供する。

　また、基幹スイッチ「AT-x550-18XSPQm」にデリバリースタンダード5年保守を組み合わせた「アカデミックN型番製品」のパッケージは、標準価格が65万円（税別）、キャンペーン価格が53万円（税別）となっている。