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UiPath、RPAと企業情報データベースを連携させる「Connector for TDB - COSMOSNET API」を提供

 UiPath株式会社は10日、自社のRPAソフトウェア「UiPath」と株式会社帝国データバンクの企業情報サービス「COSMOSNET API」との連携部品「Connector for TDB - COSMOSNET API」を、UiPathコミュニティのプラットフォーム「UiPath Connect」で提供開始したと発表した。「Connector for TDB - COSMOSNET API」は、UiPathユーザー向けに無償提供される。

 COSMOSNET APIは、ユーザー企業自身のシステムから直接、全国全業種の企業情報が収録された帝国データバンクのデータベースを検索してデータを取得し、システムに取り込めるサービス。

 今回提供開始した「Connector for TDB - COSMOSNET API」を利用すると、UiPathとの連携を行うことで、ユーザー企業の自社システムからリアルタイムかつダイレクトに、帝国データバンクの企業情報データベース内に接続して、取引先の基本情報および概要情報を検索・取得するための自動化ワークフローを容易に構築可能となるという。

 さらに、UiPathがすでに提供しているSFA/CRM向けの連携部品をあわせて利用することで、自社のSFA/CRMシステムにデータベースを連携し、営業関連業務を効率できるとのこと。

 「Connector for TDB - COSMOSNET API」は、UiPath Connectから入手してすぐに利用可能。自社の用途に合わせて既存のワークフローに組み込めるため、従来のシステム連携開発に要する時間を大幅に短縮できるとした。なお、帝国データバンクの企業情報データ利用に際しては、同社とのAPI契約が別途必要となる。