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ISID、製造業向けプロジェクト管理ソリューション「iQUAVIS-Wrike」の提供を開始

 株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は19日、米Wrikeからコラボレーションプラットフォーム「Wrike(ライク)」の提供を受け、ISIDの製品開発支援ソリューション「iQUAVIS(アイクアビス)」の新たなラインアップとして、製造業向けプロジェクト管理ソリューション「iQUAVIS-Wrike」として販売を開始した。

 iQUAVISは、自動車や精密機器などの複雑なシステム製品の構想設計段階において、設計のすり合わせが必要な箇所を特定し、最適な設計手順を導くことができる構想設計支援システム。

 Wrikeは、プロジェクト・タスク管理、チームコラボレーション、タスクのリアルタイム分析などを行う、エンタープライズレベルに対応するクラウドベースのワークマネジメントプラットフォーム。情報を統合管理することで、プロジェクトの開始から終了までの作業ライフサイクルを可視化できる。

 ISIDでは、Wrikeのすべての機能に加え、iQUAVISとのシームレスな連携を実現する製造業向けプロジェクト管理ソリューションとしてiQUAVIS-Wrikeを提供する。

 iQUAVISで日程やリソースの整合を取りながら作成した最適な開発計画を、iQUAVIS-Wrikeで日々の個人作業に落とし込み、その進捗情報をiQUAVISに反映することが可能。全体計画と個人作業をシームレスにつなげることで、柔軟で効率的なプロジェクト管理を実現する。

 また、直感的なユーザーインターフェイスとマルチデバイス対応のクラウドサービスにより、場所や利用環境を選ばず、さまざまな部門の関係者間での円滑なコミュニケーションを図ることが可能。設計・開発部門における業務効率化に留まらず、全社的な働き方改革の推進、新しいワークスタイル創造に寄与するとしている。