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ExcelやAccessによる管理業務を脱却――、フタバ産業が統合HCMソリューション「POSITIVE」を採用

 鈴与シンワート株式会社は6日、自動車部品メーカーのフタバ産業株式会社が、鈴与シンワートの提案のもと、株式会社電通国際情報サービスの統合HCM(人事・人材管理)ソリューション「POSITIVE」を採用し、稼働を開始したと発表した。

 フタバ産業では、従来、給与計算システムだけを導入しており、人事などほかのシステムは、各担当がMicrosoft Excel/Accessで管理・運営を行っていたという。このため業務が属人的になり、業務の引き継ぎがうまくできていなかったほか、情報の一元管理もされておらず、情報自体の信頼性・正確性が希薄だったとのこと。

 そこで同社は、人事・給与・就業管理などをワンパッケージにして自社運用する方針を決し、製品を比較検討。4社の提案の中から、導入コスト、導入支援の安定性、導入後のサポート、製造業に対する知見の深さなどを評価して、鈴与シンワートが提案した「POSITIVE」の採用を決めた。

 フタバ産業では新システムについて、人事、給与、就業がすべてがつながっていることから、欲しい情報をタイムリーに取得できるようになった点を大きく評価している。

 なお、今回採用されたPOSITIVEは、基幹人事システム(人事・給与・就業管理、ワークフロー)、タレントマネジメント、モバイルなどの機能を備えた統合型のHCMソリューションである。