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京セラ、基幹業務との親和性が高いモノクロA3プリンター「ECOSYS P4140dn」を発売

 京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社は29日、モノクロA3プリンター「ECOSYS P4140dn」を3月上旬に発売すると発表した。希望小売価格は14万8000円(税別)。

 ECOSYS P4140dnは、基幹系のプリントシステム環境にも対応できる各種エミュレーションの標準搭載や、最大2600枚の大容量給紙など、基幹業務との親和性が高いモノクロA3プリンター。従来機(ECOSYS P4040dn)からファーストプリントタイムを7.5秒から6.3秒に短縮するとともに、高速CPU(1.2GHz)を搭載した最新コントローラーにより画像処理速度を最大43%改善し、トータルで印刷パフォーマンスを向上させた。

ECOSYS P4140dn

 また、オプションのハードディスク装着により、印刷後の残存データに上書きして元データを消去する上書き消去や、保存するデータを暗号化など、セキュリティ機能を強化した。

 接続については、標準搭載の無線LANに加えて、オプションで有線LANと無線LAN、パラレルインターフェイスに対応。2系統のインターフェイスへの同時接続が可能で、複数の基幹システムがある環境でもプリンターを集約することで、機器の導入コスト、設置スペースを抑制できる。さらに、Wi-Fi Direct対応無線LANもオプションで用意し、最大3系統のインターフェイス同時接続が可能になった。

 コスト面では、長寿命のアモルファスシリコンドラムを搭載することで、マシンライフまでの廃棄部品を削減することにより、A4用紙1ページあたり0.8円の低ランニングコストを実現した。