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京セラ、コンパクトサイズのモノクロA4プリンター/複合機「ECOSYS」シリーズ3機種を発売

 京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社は11日、モノクロA4プリンター「ECOSYS PA4000wx」と、モノクロA4複合機「ECOSYS MA4000wifx/MA4000wfx」の3機種を発売した。価格はオープン。

 ECOSYS PA4000wxは幅375㎜×奥行き393㎜×高さ272㎜、ECOSYS MA4000wifx/MA4000wfxは幅417㎜×奥行き412㎜×高さ437㎜のコンパクトサイズで、店舗の限られたスペースやデスクの上、受付カウンターの下などに設置できる。

 3機種とも、無線LANは2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)および5GHz帯(IEEE 802.11a/n/ac)に対応。LANケーブルの配線が不要で、さまざまな場所に設置できる。

 京セラ独自の技術により、あらゆる部材の長寿命化を図っており、製品を廃棄するまでのメンテナンス部品を削減することで、A4用紙1ページあたり約1.4円という低ランニングコストを実現した(ECOSYS MA4000wifx/MA4000wfxの場合。ECOSYS PA4000wxはA4用紙1ページあたり約2.15円)。

 また、複合機モデルのECOSYS MA4000wifx/MA4000wfxでは、自動原稿送り装置からの原稿読み込み時に、紙が折れていることを検知するとエラーメッセージとともにコピー動作やスキャンデータの送信が自動停止するため、印刷物や読み込みデータの画像の欠損を防ぐ。アドレス帳は、1件につき複数の送信方式(メール、SMBフォルダー、FTPフォルダー、FAX)の登録が可能で、個人300件、グループ50件まで登録できる。

 さらに、複合機モデルでは、Google Driveと連携するためのツール「Kyocera Cloud Access」を無償提供。操作パネルからクラウドへのドキュメントの保存や、クラウド上のデータの印刷を実行できる。

 3機種とも、A5ヨコサイズのプリントスピードは毎分65ページで、請求書や薬剤情報提供書などで使用されるA5サイズのプリントアウトに高い生産性を発揮する。また、データの暗号化や復号化を行うハードウェアチップのTPM(Trusted Platform Module)に対応し、セキュリティをオプションで強化できる。