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Office 365が落ちても予備メール環境を提供、サイバーソリューションズの新サービス

 サイバーソリューションズ株式会社は23日、Office 365ユーザー向けのバックアップWebメールサービス「EMERGENCY MAIL for Office 365」を発表した。

 「EMERGENCY MAIL for Office 365」は、Office 365と連携した専用のセカンダリメールサービス。災害や障害などでOffice 365が利用できなくなった場合でも、メールの送受信を継続して行える環境を提供するという。

 当初は、サイバーソリューションズが用意したメールシステムにログインすることで、メールを継続して利用可能な別ドメインのセカンダリメール環境を提供するが、今後は、非常時にプライマリ(Office 365)からセカンダリへメールの経路を変更することにより、同一ドメインでメールの送受信を行えるプランを用意するとのこと。後者のサービスは2020年4月以降の提供を予定している。

 なお、Office 365のメールシステムが復旧した際には、セカンダリシステムで送受信していたメールデータをOffice 365へ移すオプションも用意されており、送受信履歴の管理を一元化できるとした。

 あわせて、サイバーソリューションズのメールアーカイブサービス「MAILBASEΣ(メールベースシグマ)」を活用すれば、Office 365と「EMERGENCY MAIL for Office 365」のメールデータ双方をアーカイブでき、Office 365が利用不能な間でも、過去のメールを閲覧できるとのこと。