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メールアーカイブ製品の新版「MailBaseV5」、多様化する大規模システムでの長期利用に対応

 サイバーソリューションズ株式会社は21日、電子メール監査・メールアーカイブソリューションの新版「MailBaseV5」を同日より提供開始すると発表した。大規模メール環境に適した機能強化を行っているという。

 「MailBase」は、企業内のすべての送受信メールデータと添付ファイルを長期的に保存し、内部統制や訴訟対策に必要なメールを検索・抽出できるメール監査/メールアーカイブソリューション。NotesやExchangeなど、複数のメールサーバーとシームレスに連携し、メールアーカイブを実現できる点が特徴という。

 今回の新版では、肥大するメールデータの管理と高速検索を実現しており、数万人規模の大規模なメール環境に適した環境を提供できるとのこと。また、オンプレミスやクラウドメールなど、マルチなメール環境に対応し、利用しているメール環境に依存しない長期利用を実現するとした。

 価格は100アカウントあたり200万円から。サイバーソリューションズでは、業界や業種にかかわらず、大規模なメール環境のある大企業や官公庁、自治体、およびISPなどのサービス事業者に提供を図り、初年度で50社、向こう3年間で300社の導入を目標にしている。

石井 一志