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DAL、Java 11環境をサポートしたEDIトランスレータ「AnyTran V6.5」

「AnyTran Desktop」もメジャーバージョンアップ

 株式会社データ・アプリケーション(DAL)は29日、EDIトランスレータの新版「AnyTran V6.5」と、WindowsクライアントOSで動作する「AnyTran Desktop V6.5」を発表した。同日より販売を開始する。

 AnyTranは、取引先との受発注データなどのEDIデータを自社の基幹システムへの取り込んだり、基幹システムから取引先にあわせたEDIデータを作成したりする際に、フォーマットや文字コードの違いを吸収できるEDIトランスレータ。

 国内外の標準EDIフォーマットをサポートしているほか、ノンプログラミングによる開発生産性の向上、仕様書としても利用可能な変換定義情報のExcel出力など、プログラム開発での属人化を排除し、品質の標準化を実現するという。

 ラインアップとしては、UNIX、Linux、WindowsなどJavaをサポートするプラットフォームで動作する「AnyTran」と、動作環境をWindowsクライアントOSに限定した「AnyTran Desktop」を用意している。

 今回提供するAnyTran V6.5では、Java8、Java11など、サポートするJava環境を拡大。また、Oracle Database 19c、PostgreSQL 12などのデータベースを新たにサポートした。

 またAnyTran Desktop V6.5は、「AnyTran Desktop V4」からのメジャーバージョンアップとなり、AnyTranと同様、Java環境で動作するようにしている。このほか、UNISYS漢字、Shift_JIS-2004、ISO-2022-JP-2004、EUC-JIS-2004といった文字コードをサポート。さらに、仕様書として利用できる変換定義情報をExcelファイルで出力できるようになり、メンテナンス性を向上させている。

 価格(税別)は、AnyTranが120万円から、AnyTran Desktopが6万円から。