NECソリューションイノベータ、「CylancePROTECT」のマネージドサービスで1ライセンスから導入可能なプランを提供

　NECソリューションイノベータ株式会社は28日、Cylance Japan株式会社が提供する次世代ウイルス対策製品「CylancePROTECT」に、監視・運用代行などを加えて提供する「エンドポイント脅威対策サービス with CylancePROTECT」において、1ライセンスから導入可能な「Liteプラン」を追加すると発表した。

　「エンドポイント脅威対策サービス with CylancePROTECT」は、NECソリューションイノベータが販売しているCylancePROTECTに、NECネッツエスアイの24時間365日対応のセキュリティオペレーションセンター（SOC）によるセキュリティ監視・運用を組み合わせたサービス。

　具体的には、セキュリティポリシーのメンテナンスなど、CylancePROTECTの運用に必要な作業を代行するほか、検知・防御のアラートを監視し、脅威の深刻度を通知する。また、セキュリティ対策製品を運用する際に課題となる、使用可否の判別が難しいファイルについても、セキュリティ対策の専門家が解析を行って判断をサポートしてくれるという。

　また、エンドポイントにおける脅威対策状況を見える化し、定期的に運用レポートとして報告。ビジュアル化されたレポートにより、運用状況の確認や検知した脅威に関する情報、防御状態などの報告作業の負荷軽減を支援する。

　従来のプランでは、最小で20ライセンス（Basicプランの場合）からの提供となっていたが、情報システム部門などを持たず、セキュリティスキルを持った担当者がいない企業から、高度なエンドポイントセキュリティを少数ライセンスで導入したいというニーズが高まっているほか、特定の部門などから段階的に導入したい企業からも、同様の要望があったとのこと。

　今回発表されたLiteプランは、1ライセンスから導入できるもので、こうしたニーズに応えて提供される。価格は1ライセンスあたり年間5400円（税別）。なお、ほかのプランと比べてサービス内容は簡略化されており、初期導入作業の代行は含まれない（運用概要と操作手順の説明のみを実施）。運用レポートも毎月ではなく、年間2回のみの提供となる。