NECソリューションイノベータ、「CylancePROTECT」に監視・運用代行などを備えたエンドポイント脅威対策サービスを提供

　NECソリューションイノベータ株式会社とNECネッツエスアイ株式会社は3日、Cylance Japan株式会社が提供する次世代ウイルス対策製品「CylancePROTECT」に、監視・運用代行などを備えた「エンドポイント脅威対策サービス with CylancePROTECT」の提供を開始した。

　エンドポイント脅威対策サービス with CylancePROTECは、NECソリューションイノベータが2016年9月から提供・保守を行ってきたCylancePROTECTに、NECネッツエスアイの24時間365日対応のセキュリティオペレーションセンター（SOC）によるセキュリティ監視・運用サービスを組み合わせたサービス。これにより、マルウェア対策に関する一連の作業をトータルでサポートすることで、運用の負荷軽減を支援する。

エンドポイント脅威対策サービス with CylancePROTECの構成イメージ

　セキュリティポリシーのメンテナンスなど、CylancePROTECTの運用に必要な作業を代行。検知・防御のアラートを監視し、脅威の深刻度を通知するとともに、セキュリティ対策製品を運用する際に課題となる使用可否の判別が難しいファイルについて、セキュリティ対策の専門家が解析を行い、判断をサポートする。

　また、運用レポートとして、エンドポイントにおける脅威対策状況を見える化し、定期的に報告。ビジュアル化されたレポートにより、運用状況の確認や検知した脅威に関する情報、防御状態などの報告作業の負荷軽減を支援する。

　NECソリューションイノベータでは、Cylance Japanが3日に開始した「Cylanceマネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダ（MSSP）パートナープログラム」の最初のパートナーとして、NECネッツエスアイ株式会社とともにサービスを提供する。

　サービスの価格は、Basicサービス・500クライアントの場合で年額300万円（税別）から。NECソリューションイノベータでは、今後3年間で10万クライアントの提供を目指す。