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マカフィー、標的型攻撃の特定や優先事項の明確化をサポートする「MVISION Insights」を発表

 米McAfee(マカフィー)は10月2日、企業が脅威動向を把握し、プロアクティブなセキュリティ体制の整備やリスクをコントロールできるようにサポートする「McAfee MVISION Insights(以下、MVISION Insights)」を発表した。

 MVISION Insights は、統合コンソールの「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)」またはMVISION ePOによって管理され、必要な可視性を提供し、優先事項の明確化をサポートする。

 MVISION Insightsの使用により、企業のセキュリティ担当者は攻撃対象範囲(エンドポイント、ネットワーク、クラウド)全体で攻撃をグローバルに追跡できる。カスタマイズされた脅威インテリジェンスは、自社を標的とする可能性が最も高い攻撃を特定するために、最も関連性の高いサイバー攻撃を表面化させ、地域および業界ごとにローカルおよびグローバルな脅威インテリジェンスを自動的に関連付けする。

 また、リスクを分析して優先事項を明確にし、セキュリティ担当部署の手間を低減できる。攻撃が特定されると、MVISION Insightsは現状の対策に対して脅威の実際の影響および潜在的な影響の両方を評価し、リスクを評価する。これにより、セキュリティリソースを迅速に展開できるとともに、同じような企業がどのように対応したかを理解できる。

 さらに、自社を標的とする可能性が最も高い攻撃に対する体制構築を可能にする。MVISION Insightsは、脅威の関連付け、ランク付け、比較を自動的に行い、保護機能を評価することにより、システムの分離や新しい情報セキュリティポリシーによる修復といったアクションを有効にし、限定的なセキュリティリソースを企業が最大限に活用するサポートをする。実用的な洞察はMcAfee MVISION EDRと連動しているため、サイバー攻撃を調査する手間を削減し、企業が予防的なセキュリティ体制を敷くことができるようにする。