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CTC、RPAソフトウェア「UiPath」向けの遠隔運用サービスを提供

ロボットの正常動作確認や定期チェック、QAサポートなど

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は6日、グループ会社のCTCテクノロジー株式会社と共同で、UiPath株式会社のRPAソフトウェア「UiPath」向けに、QAサポートやロボットの調査や改修を含めた遠隔運用サービスを開始すると発表した。

 CTCでは、UiPath社の認定リセラーとして2017年からUiPath社製品を取り扱っており、RPAの適用業務の選定や導入効果の試算を行うコンサルティング、システム構築・運用、既存システムとの連携などのサポートを提供している。

 今回提供を開始する遠隔運用サービスは、導入支援、運用支援などサービスの提供で蓄積したノウハウをベースに、要望が多かった作業を定型化し、遠隔からのサービスとしてメニュー化したもの。

 RPAの運用では、システムや業務の状況に合わせてロボットの適切な改修が必要になるほか、関連するマニュアルやドキュメントを整備することで、さらなる業務の効率化が望めるとのことで、CTCでは、こうした作業を支援するとしている。また、ユーザー企業が作成したロボットを含めた、定期的な動作の確認や管理などのメニューも用意した。

 CTCでは、すでにUiPathを導入している企業を中心に展開し、UiPath関連のビジネスで年間20億円の売り上げを目指すとしている。なお実際の作業は、マルチベンダー環境での保守サポートやシステム運用サービス、監視サービスを長年にわたり提供しているCTCテクノロジーが担当するとのことだ。