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CTC、大分銀行のRPAツール導入を支援

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は2日、株式会社大分銀行よりRPAツールの導入および開発を受注したと発表した。

 大分銀行では今回、生産性を上げる施策としてRPAの導入を決定しており、2017年10月から、自動化できる定型業務の洗い出しを進めた結果、報告書の作成や集計業務を含めた92項目を特定したという。

 すでに、融資に関する月次報告資料の作成業務を自動化し、年間80時間以上の削減効果を見込んでいるとのこと。また、業務へのRPA適用に関する検証を順次実施しているとのことで、2018年度上期には、ローン実績や各種資料の作成、支店の営業報告集計などを含め、13業務にRPAを適用する予定とした。

 同行では、最大6019時間の削減効果を見込んでおり、こうして定型業務を効率化することによって、顧客サービスの強化を図る方針を掲げている。

 なおCTCでは、RPAの活用において、シナリオ設計からツールの導入・開発、検証作業や効果の測定を担当している。