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CTC、日立JP1とUiPathを組み合わせたRPA統合管理ソリューション「RPAplus」を提供開始

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は6日、RPAのロボットを効率的に管理する統合管理ソリューション「RPAplus」の提供を開始した。

 RPAplusは、米UiPathのRPAソフトウェア「UiPath」と、日立製作所の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」を組み合わせ、CTCが連携プログラムを独自開発してパッケージ化したもの。JP1 Version 12で新たに搭載されたRPA連携機能を活用し、UiPathについて効率的な運用とガバナンス強化のための一元的な自動化基盤を提供する。

 JP1のスケジュール機能を使った詳細なスケジューリングや、ジョブの予定と実績の一覧表示を含めた予実管理、ジョブの実行に基づくログ管理など、RPAについての管理業務を効率化。JP1のジョブネット機能を使用すれば、複数のRPAロボットを連携させて一つのジョブとして実行することもでき、より複雑な条件下や状況に応じた適切な処理、異常終了時のリカバリーも可能になる。

 また、UiPathと連携していることで、従来JP1の管理対象とならなかったGUI操作を含む定型作業の自動化もできるため、既にJP1を活用している顧客にとっては、さらなるシステム管理・運用業務の効率化が図れる。

 CTCは、日立製作所との長年のパートナーシップのもと、大規模なシステムでの導入を含めJP1の豊富な提供実績があり、2017年から提供を開始しているUiPathについても、対象業務の選定・導入効果試算を行うコンサルティングから、システム構築・運用、既存システムとの連携までトータルなサポートを提供していると説明。今回、JP1およびUiPathで培った、システムや業務の自動化におけるノウハウをベースに連携するプログラムを開発したとしている。

 今後は、AIの活用を含め、RPAplusの機能を拡充し、顧客のさらなる業務効率化や生産性向上に貢献していくとしている。