NIコンサルティング、企業間コラボ機能を搭載したグループウェア「NI Collabo 360」

　株式会社NIコンサルティングは、グループウェア製品「NI Collabo Smart」のアップデート版として、統合型グループウェア「NI Collabo 360」を10月1日より提供開始する。

　NI Collabo 360は、中小企業のグループ間連携を容易にする機能を備えたグループウェア。スケジュール管理、ファイル共有、掲示板、社内SNSなど、一般的なグループウェア機能に加え、ワークフロー、経費精算、テレワーク支援、社員の安否確認といった機能も搭載しており、合計30の機能を利用できる。また、NIコンサルティングの営業支援システム（SFA/CRM）や、他社製の財務会計システム、勤怠管理システムとの連携機能も備えた。

　最大の特徴は、シングルサインオンとデータ連携により、複数社が使うNI Collabo 360同士をリンクさせる「コラボリンク」機能。ユーザー各社は自社のグループウェアを利用しながら、必要な人が、必要な機能を利用し、適切な操作権限のもとで双方の情報を共有できるという。

　例えば、役員が兼務している、親会社の承認が必要、グループ会社に業務を受け渡すといった場合に、企業をまたいでワークフローの承認経路を設定したり、複数社合同でプロジェクトを進める場合などに、企業をまたいでスケジュールやプロジェクトなどを共有したり、といったことが可能になるとした。

　価格は、クラウド版が1ユーザーあたり月額360円（税別）、ソフトウェアパッケージ版が10ユーザーで5万8000円（税別）から。