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NVIDIA GPU搭載の監視用NAS、Synology「ディープラーニング NVR DVA3219」
2019年8月23日 15:29
台湾Synologyは、GPUを搭載し、ディープラーニングによりリアルタイム映像分析が行える監視NASソリューション「ディープラーニング NVR DVA3219」を発表した。
CPUにAtom C3538(クアッドコア、2.1Ghz)、NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti、DDR4メモリ4GB(最大32GB)を搭載する。
これにより、ビデオ4本を同時にリアルタイム分析できるほか、Surveillance Stationの追加ライセンスが不要で、人数の計測、侵入検知、アイドルなしゾーン、ディープモーション検出などを映像から分析できる。
ネットワークカメラ接続用のライセンスは8台分が付属し、最大32台まで拡張できる。100以上の有名ブランドの、7100種類以上のカメラに対応する。
HDDベイは3.5インチ×4を備え、5台のHDDを増設できるeSATA接続のDX517拡張ユニットを2基まで接続でき、最大14台まで拡張可能。
本体背面には、フェイルオーバーとリンクアグリゲーションに対応するギガビット対応のLAN×4ポート、USB 3.0×2ポートも搭載する。本体サイズは250×237×166mm(幅×奥行×高さ)、重量は4.92kg。
Synology製品マネージャーのMichael Wang氏は「DVA3219は、ディープラーニングアルゴリズムの最適化によって、Surveillance Stationのビデオ分析の可能性を最大限に引き出せる。オンプレミスのディープラーニングビデオ分析を取り入れ、お客さまのプライバシーを確保しつつ、状況判断で物理的なセキュリティも確保している」と述べている。