SAS、IoTソリューションの新版「SAS Analytics for IoT 7.1」をリリース

　SAS Institute Japan株式会社（以下、SAS）は31日、IoTソリューション「SAS Analytics for IoT」の新バージョンとなるバージョン7.1をリリースしたと発表した。

　SAS Analytics for IoTは、SASが提唱するIoTアナリティクスライフサイクルを実現し、センサーなどのストリーミングデータから、ビジネスにおける価値生成を短期間に実現するためのソリューション。

　新バージョンでは、ストリーミングデータ分析の「SAS Event Stream Processing for Edge」や、エッジコンピューティング管理の「SAS Event Stream Manager」、予測モデル開発の「SAS Visual Forecasting」、AIモデリングの「SAS Visual Data Mining and Machine Learning」といった製品を追加。データ発生源に近いエッジ領域から直接データを収集し、リアルタイムでストリーミングデータに対する分析機能を拡張した。

　これにより、ストリーミングデータを可視化するだけではなく、これまで人に頼ってきた判断を機械学習やディープラーニングといった最先端技術を活用して代替することが可能になり、労働力不足の解消など、より高度かつ高速なビジネス価値の生成を実現するとしている。