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クラウドエースとCData、Google BigQueryを用いた企業のデータ基盤構築支援で協業

 クラウドエース株式会社とCData Software Japan 合同会社(以下、CData)は16日、さまざまなデータソースとの同期を可能にするソリューション「CData Sync」に関して、協業を開始すると発表した。これにより、オンプレミスおよびクラウドに分散している企業データの活用を支援するという。

 CDataが提供しているCData Syncは、オンプレミスおよびクラウドの多様なデータを、データベースやデータウェアハウス(DWH)と同期するレプリケーションツール。100種類以上のデータソースに対応しており、クラウドサービスのデータとローカルデータベースやクラウドデータベース/データストアのデータとを、ノンプログラミングで同期することができる。

 一方のクラウドエースは、Google Cloud Platform(GCP)のプレミアパートナーとして、企業に対しGCPの導入支援、構築、運用などを行ってきた。

 今回の協業では、クラウドエースからGCPユーザーへCData Sync提供が開始される。同製品を利用することにより、ユーザーのオンプレミス環境に存在するMySQL、PostgreSQL、Oracle Database、SQL Serverなどのデータベースのデータや、Salesforce、Marketo、kintoneなどのクラウドサービスデータを、ノンコーディングでGCP上のGoogle BigQuery、Google Cloud SQLなど同期させ、統合データプラットフォームを構築可能になるとのことだ。

 なお、GCP上に集約されたデータは、バックアップ、BIでのビジュアライズ、GCPのAI/機械学習サービスなどで活用可能になるとしている。